何度もリピートしたくなる?チェコの魅力!
中央ヨーロッパに位置するチェコ。
チェコで暮らしていると当たり前になってしまうこともありますが、チェコは魅力がいっぱいだなと思うことも多々あります。
チェコ在住の筆者が感じるチェコのここが魅力だなと思う点をいくつかご紹介していきます。
<美しすぎるプラハ>
チェコの魅力はたくさんありますが、歴史を感じるような美しい街並みが魅力の1つだと思います。特にプラハはチェコの玄関口であることから、チェコに入国したらまずはプラハを観光する人も多いことでしょう。
ヨーロッパには歴史的な町は多くありますが、プラハの歴史地区は世界遺産にも登録されており、1000年以上も続く歴史ある街並みは、ただただ美しい!その美しさは息をのむほど。
プラハ城やカレル橋、旧市街広場の天文時計や旧市庁舎をはじめとした有名で素晴らしい建築物はもちろんのことですが、プラハは街歩きも楽しく、どこを切り取っても絵になるようなインスタ映えする光景ばかり!と言えるくらい魅力的な町です。
プラハはレストランやカフェが多いのも魅力で、お洒落なカフェもたくさんあります。
お気に入りのカフェを見つけてみるのもいいかもしれませんし、カフェ巡りをするのも楽しいかもしれません。
また、プラハは芸術の町でもあります。
「音楽の都」とも呼ばれるプラハでは、有名な音楽祭が開催される素晴らしいコンサートホールがいくつもあります。人気が高いコンサートはチケットの確保が困難なこともありますが、それでも日本からもコンサートを聴きに訪れる人もいるとのこと。さすがは音楽の都ですね。
現在はコロナにより状況は異なりますが、通常時であればプラハの教会などでは日々コンサートが行われているので、教会で気軽にコンサートを楽しむことができるのも魅力です。
プラハを一回訪れたらその魅力に魅せられてしまいますし、何度訪れても毎回違った魅力を発見できるのもまたプラハの魅力なのでは・・・と感じています。
<地方都市、田舎もいい>
チェコの魅力はプラハだけではありません。
チェコは決して大きくはない国ではありますが、チェコは日本と同様に地方によって食べ物が少し違ったり、言葉が若干異なったり、民族衣装や風習が違ったりして、それぞれの町にそれぞれの魅力があります。
大きな都市ではそれなりに海外からの観光客の姿も見られますが、小さな町やあまり名が知られていないような町では「日本人と会うのは初めて!」というような人に出会ったりもします。
初めて話した日本人が私だったりすると「すみませんね、私で・・・」と思ったりすることも。プラハでは英語が通じやすいですが、地方都市では英語はほとんど通じないので、旅行者の場合は不便に感じることもあるかもしれませんが、それにより一層チェコにいるということを感じることでしょう。
また、地方と地方を繋ぐ道中にある村ものんびりとした時間が流れるような景色が広がっていているのも魅力です。
地方都市の田舎道や風景は四季を通して美しいと感じます。
また、日本にお寺や神社があるように、チェコには教会があったりお城があったりしますが、地方都市には歴史ある立派なお城があることも多いので、足を延ばして訪れるのもいいものです。
おとぎの国のような絵本から飛び出してきたかのようなかわいい街も多く、訪れる人を魅了してやみません。
<ビールが安い!うまい!>
ビールというとドイツやベルギーをイメージする人も多いかもしれませんが、チェコはビール大国。チェコ国民の1人当たりの年間ビール消費量は世界一を誇っています。お隣のドイツよりも多いという。
そんなチェコは日本と比較するとビールがとても安く飲めるのが魅力です。最近、日本でも人気が高いピルスナーウルケルはチェコのプルゼニュ(プルゼニ、Plzeň)生まれです。チェコではスーパーにいくとビールがたくさん並んでいますが、安売り時なら500mlの瓶で50円くらいから購入できるというのだから、ビール好きにはたまらない魅力的な国であることは間違いありません。
その他ビールでも大体100~150円あれば普通にビールが買えます。レストランなどでピルスナーウルケルを飲む場合、プラハの街中などでは少々高めにはなるのと、訪れるレストランにより差もありますが500mlで200円~300円あれば飲むことができます。
また、チェコの魅力はビール醸造所がたくさんあるところ。プラハのスミーホフ(Smíchov)にはプラハの地ビール「スタロプラメン(Staropramen)」がありますし、プルゼニュには有名なピルスナーウルケル、チェスケー・ブジェヨヴィツェ(České Budějovice)という町にはブドヴァルというバドワイザーの本家本元ともいえるビール工場があります。
その他、地方都市には大体どの町にも地ビールを作っている醸造所があるのもチェコならでは。家族経営のような小さな醸造所から、世界的に知られるビールが作られているのはチェコの誇りであり、大きな魅力だと思います。
<食べ物がおいしい>
チェコの魅力の1つとして、「食べ物がおいしい」と言うのが挙げられます。
チェコ料理というと何があるの?と思う方もいらっしゃると思います。チェコはジャガイモと肉料理が多くあります。
日本人からしたら重たい、ヘビーな食事も多いかもしれませんが、味付けは日本人の口によく合うと思います。
チェコの有名な伝統料理と言えば、野菜と牛肉を煮込んで、野菜は潰してソースにし、そこに茹でたクネドリーキというパンを浸して食べる「スヴィチコヴァー」という料理が有名ですが、その他にはハンガリー起源のビーフシチュー「グラーシュ」もよく知られています。どちらも結構なボリュームで重い印象があり、見た目的には茶色っぽくてあまり華がないような印象ですがこれが日本人の口によく合い、とても美味しい料理なんです。
チェコではハーブをよく料理に入れるのですが、どのハーブがどのような役割を果たすのかなどを熟知している人も多いように感じます。私自身、海外では口に合わないな、と思う料理が結構あるのですがチェコでは基本的になんでも美味しいと感じ、口によく合う料理が多いのも魅力です。
チェコの魅力を挙げていけばキリがないのですが、一度訪れたらもう一度行きたい!と思えるような魅力がチェコにはたくさんあります。
何度訪れても、毎回違った魅力を発見できるかもしれませんね。